【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

今日(狂)の狂言 : 08月02(金曜日) & 旅と文化の足跡が野帳

2024-08-02 05:10:05 | 浪漫紀行・漫遊之譜

★ 忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 

◆ 全世界の変態が大喜びしながらも、無地か縞パンかキャラ入りかで論争しまくるパンツの日。「パン(8)ツ(2)」が認定されるならばと「ハ(8)ーブ(2)」にしてハープの日、ビーズの日、オートパーツの日、帆布の日、ハラスメントフリーの日、ハブの日、云々etc ◆ 士農工商を廃止して平等を謳った筈の明治政府が、国民を3等級に選別(1869年)。 ◆ 核開発を促す提言書をフランクリン・ルーズベルト大統領が受け取り、(訳も解らずに署名しただけの)アインシュタインが賛成しているなら好いか、と原子爆弾開発にGOサインを出す(1939年)。

◎ ◎ 世界第2の高峰K2への冬季登頂に成功、エベレストより困難 =前節=  ◎ ◎

- - -8000m峰14座で最後に残されていた難関、ネパール人登山隊がついに偉業- - -

=National Geographic Journal Japan 〉ニュース〉旅&文化〉  ・・・・2021.01.19 / 文=Freddie Wilkinson/訳=山内百合子・・・・

  「魔の山」「非情の山」と称される高峰で、トップレベルの登山家コンビが遭難した。2人に何があったのか。

  2人は世界的登山家で山岳カメラマンの平出和也さん(45)と中島健郎さん(39)。パキスタンのカラコルム山脈にある世界第2位の高峰K2(標高8611メートル)で27日に滑落したという。  「2人とも日本を代表する世界最強の登山家。実績があって、経験が豊富だ」。プロスキーヤー三浦雄一郎さん(91)は2人をそう評する。

 平出さんと中島さんは、パキスタン北部にある7000メートルを超える山々に誰も足を踏み入れたことのないルートで登り、「登山界のアカデミー賞」ともいわれる「ピオレドール賞」を受賞するなど、世界的な登山家として知られています。

 「一番難しい登り方」に挑戦中・・・・・その「非情の山」は

  世界第2位の高峰であるにもかかわらず、人里から遠く離れた奥地にあるため、19世紀末まではほとんど人々に存在を知られることもなく、名前さえも無かった。

 イギリス統治時代のインド測量局のトーマス・ジョージ・モントゴメリーが1856年からカラコルム山系の測量を始めた際に、南方210 kmから測量した特に標高が高い山々にカラコルム(Karakoram)の頭文字「K」を取って順に、K1, K2, K3, K4, K5 と測量番号を付けた。その後K2以外の山には、新たに名前が付けられたり、現地の名前が採用されたりしたが、K2だけは測量番号がそのまま山名に残った。  

中国側(北側)からアプローチするのは困難なため、ほとんどの登山者はパキスタン側からアプローチをする。登頂の難しさでは世界最高峰のエベレスト(標高8848 m)よりも上で、世界一登ることが難しい山とも言われる。その理由として、人が住む集落から遠く離れた奥地に存在することによるアプローチの困難さ、エベレストよりも厳しい気候条件、急峻な山容による雪崩、滑落の危険性などが挙げられる。

 K2登山に関しては一般的なルートでさえ、エベレストのバリエーションルートに匹敵すると言われる。

これらの困難さから、全部で14座ある8000メートル峰の中で最後の冬季未登頂峰であったが、2021年1月16日、ネパールの登山隊によって初めて達成された。2012年3月までの時点で登頂者数306人に対し、死亡者数は81人に達し(その時点でのエベレスト登頂者数は5656人)遭難者の数も多い。チャールズ・ハウストン、ロバート・ベイツ共著の書籍のタイトルから「非情の山」とも呼ばれる。・・・・・・・・

  1月16日、ネパールの登山家10人によるチームが世界第2の高峰K2(標高8611メートル)の山頂に到達したと、複数のソーシャルメディアが報じた。登山の歴史に輝かしい新たな1ページが加わった。

  カラコルム山脈のパキスタン側に位置するK2は、世界に14ある標高8000メートルを超える山のなかで、唯一これまで冬季登頂が達成されていなかった。高度な技術を要することから、群を抜いて困難かつ危険と考えられている。

 「人類の歴史、ネパールの歴史だ!」と、“ニムズ”ことニルマル・プルジャ氏は、パキスタンの現地時間午後5時40分頃インスタグラムに書いた。

 この偉業は、2つのネパール登山隊が協力することで達成された。チームのひとつはプルジャ氏、別のチームはミンマ・G・シェルパ氏が率いた。山頂に挑む数日前から2つのチームは力を合わせ、登山中のロープの固定を共同で行う戦略を立てた。できれば一緒に登頂しようと誓った。ここに商業登山隊のソナ・シェルパ氏も加わった。

  プルジャ氏もミンマ・G氏も、K2の冬季登頂は国の威信と、地元のヒマラヤ登山の実力を示すチャンスと考えている。プルジャ氏は最近、「ほかの13の8000メートル峰はすべて国際的な登山コミュニティーが冬季登頂を成功させたため、今回はネパールの登山コミュニティーが歴史を作る素晴らしい功績になるだろう」とベースキャンプから発信していた。

 「ネパール人によるこの冬季K2エクスペディションは、国のためだ」とミンマ・G氏もソーシャルメディアに書いている。プルジャ氏のソーシャルメディアの投稿によると、チーム全体が山頂のすぐ下でグループが合流するのを待ち、ネパールの国歌をうたいながら一緒に山頂に登ったという。

   ミンマ・G氏、プルジャ氏、ソナ氏と共に登頂したメンバーは、ミンマ・デビッド・シェルパ氏、ミンマ・テンジ・シェルパ氏、ゲルジェン・シェルパ氏、ペム・チリ・シェルパ氏、ダワ・テンバ・シェルパ氏、ダワ・テンジン・シェルパ氏、キル・ペンバ・シェルパ氏と報告されている。

  今回の登山では、これまで多くの商業登山隊のために荷物運びなどをしてきた地元の登山家たちが、スポンサーやソーシャルメディア、クラウドファンディングなどで調達した資金で、野心的な高高度登山を成功させたことも注目に値する。 ・

・・・・・・・明日に続く・・・・・  

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